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血尿(尿に血が混じる)・尿潜血
血尿(尿に血が混じる)・尿潜血|喜連瓜破駅徒歩1分、大阪市平野区の内科・泌尿器科もりもとクリニック

血尿・尿潜血とは?
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「トイレで尿が赤かった」「健康診断で尿潜血を指摘された」など、尿に血が混じる症状(血尿)や尿潜血は、腎臓・尿管・膀胱・尿道など、尿に関わる臓器のどこかで異常が起きているサインです。原因は膀胱炎のような軽度の感染症から、膀胱がん・腎がんといった悪性腫瘍まで幅広く、特に痛みのない血尿には注意が必要です。
大阪市平野区・喜連瓜破駅徒歩1分の内科・泌尿器科もりもとクリニックでは、日本泌尿器科学会専門医の視点から、尿検査・超音波検査などを組み合わせて、原因を丁寧に見極め、最適な治療をご案内します。痛みがある場合も、全く無症状の場合も、お気軽にご相談ください。

血尿・尿潜血とは?
血尿とは、尿の通り道(腎臓、尿管、膀胱、尿道)のいずれかで出血が起こり、尿に赤血球が混ざっている状態を指します。見た目や検査方法によって、以下の3つの段階に分類されます。

尿潜血陽性
健康診断や人間ドックなどの試験紙による簡易検査で、血液成分(ヘモグロビン)に反応が出た状態です。筋肉の損傷(ミオグロビン尿)などでも陽性になる「偽陽性」があるため、必ず顕微鏡での確認が必要です。
顕微鏡的血尿
見た目は正常の尿の色で、肉眼では血尿と判断できませんが、顕微鏡で尿を調べる検査(尿沈渣)で初めて赤血球の存在が確認される状態を指します。
肉眼的血尿
日常のトイレでの排尿時に、目で見て明らかに尿が赤い、ピンク色、あるいは茶色(コーラ色)に見える状態です。

このような症状はございませんか?
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尿が赤い、ピンク色、茶色っぽい
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健康診断で「尿潜血(+)」を指摘された
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排尿時に痛み、しみる感じ、違和感がある
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頻尿や残尿感がある
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脇腹や腰に痛みがある
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血尿と共に発熱がある
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痛みはないのに尿に血が混じった
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血尿が一度出たが、その後すぐに止まった
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尿潜血に加えて尿蛋白も指摘された
以下の項目に一つでも当てはまる場合は、早めの受診をおすすめします。


血尿・尿潜血の原因は?
血尿の原因は1つではありません。
症状の出方や年齢、性別、痛みの有無、検査所見を総合して判断します。
2. 尿路結石
腎臓で作られた結石が尿路に詰まり(尿路結石)、粘膜を傷つけることで出血します。
主な疾患:
尿管結石、腎結石、膀胱結石
特徴:
背中から腰にかけての激しい痛み(疝痛発作)や吐き気を伴うことがあります。
3. 悪性腫瘍(がん)
尿路の粘膜にできた腫瘍から出血します。
主な疾患:
膀胱がん、腎がん、腎盂・尿管がん
※男性では前立腺がんが関係することもあります。
特徴:
「痛みを伴わない血尿(無症候性肉眼的血尿)」は、見逃してはならない重要なサインです。特に50歳以上の方、喫煙歴のある方はリスクが高まります。
4. 腎臓の内科的疾患
腎臓のろ過機能に異常が生じ、血液やタンパク質が尿に漏れ出る状 態です。
主な疾患:
慢性腎炎(IgA腎症など)、多発性嚢胞腎
特徴:
血尿だけでなく、同時に「蛋白尿(尿蛋白)」を伴うことが多いのが特徴です。
5. 一過性の血尿
激しい運動後の「行軍性血尿」、血管の圧迫による「ナットクラッカー現象」、精密検査でも原因が特定できない「特発性腎出血」なども知られています。

血尿・尿潜血の検査と診断は?
患者様の不安や体への負担を最小限に抑えるため、当院では痛みのない検査から段階的に実施します。

1. 問診
いつから血尿があるか
何回くらい出たか
痛みの有無
発熱の有無
頻尿や排尿痛の有無
喫煙歴
服用中のお薬
過去の結石や膀胱炎の既往
健診での尿潜血指摘歴
2. 尿検査・尿沈渣
尿中の赤血球、白血球、細菌、蛋白の有無などを確認します。
3. 尿細胞診
尿の中にがん細胞が出ていないかを調べます。
膀胱がんや尿路上皮がんが疑われる場合に有用です。
4. 超音波検査(エコー)
腎臓、膀胱、前立腺などを痛みなく観察できる検査です。
結石、腫瘍、膀胱内の異常などを確認します。
5. 血液検査
腎機能(クレアチニン・eGFR)・炎症反応(CRP)・貧血の有無のほか、前立腺がんのスクリーニングに用いるPSA値を測定します。
6. 膀胱鏡(内視鏡)検査
膀胱がんの疑いがある場合に実施します。当院では苦痛を軽減するため、細く柔らかいカメラ(軟性鏡)を使用しています。
7. CT・MRIなどの精密検査
結石の位置確認、腎臓や尿路の腫瘍評価など、さらに詳しい検査が必要な場合は連携医療機関をご案内します。

血尿・尿潜血の治療は?
原因疾患を特定した上で、最新のガイドラインに基づいた治療を提案します。
1. 感染症(膀胱炎・腎盂腎炎・前立腺炎)
症状や重症度に応じて抗菌薬による治療を行い、多くは治療により改善が期待できます。
2. 尿路結石
水分を十分に摂って自然排石を促す保存療法が基本です。石が大きい・自然に出にくい場合は、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)や内視鏡による破砕・摘出を連携施設にて行います。
3. 悪性腫瘍(がん)
早期に発見できた場合、膀胱がんであれば内視鏡的切除術(TUR-BT)、腎がんであれば腹腔鏡手術など、身体への負担が少ない低侵襲治療が選択できます。早期発見が治療の選択肢を大きく広げます。
4. 腎臓の内科的疾患
尿蛋白や腎機能異常を伴う場合は、腎臓内科的な管理が必要です。食事、血圧、内服管理を含めた継続的な評価を行います。

執筆者:森本 和也(日本泌尿器科学会 専門医)
血尿の背景には、軽度の感染症からがんまで、多様な疾患が潜んでいます。「年のせい」「疲れのせい」と自己判断せず、一度でも血尿があった方、健診で尿潜血を指摘された方はお早めにご相談ください。当院では泌尿器科・内科の両面から、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に評価し、わかりやすい説明と安心していただける診療を心がけています。
監修・執筆について
本ページは、森本 和也 医師(日本泌尿器科学会 専門医/日本透析医学会 専門医)により執筆・監修されています。内容は最新の「血尿診断ガイドライン 2023」に基づいて構成されており、信頼できる医療情報の提供を心がけています。

