当院について
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過活動膀胱
過活動膀胱|大阪市平野区で内科、泌尿器科をお探しなら「喜連瓜破」駅徒歩1分の内科・泌尿器科もりもとクリニックへ
OAB
過活動膀胱
過活動膀胱とは、急に我慢できないような強い尿意(尿意切迫感)が起こることで、何度もトイレに行きたくなる症状のことをいいます。日中だけでなく、夜間にも頻回にトイレで起きるようになってしまったり、トイレまで間に合わずにもれてしまったり(切迫性尿失禁)することもあり、生活の質を落としてしまいます。
このページでは、過活動膀胱の基礎知識から診断、そして治療まで、患者様やご家族の方に役立つ情報を分かりやすく解説していきます。
「最近、急に強い尿意が出るようになり、何度もトイレにいきたくなる」、「トイレまで間に合わずにもれる」など、気になる症状がございましたら、大阪市平野区喜連瓜破の内科・泌尿器科もりもとクリニックへご相談ください。
このような症状はございませんか?
Problem
急に我慢できないような強い尿意(尿意切迫感)が起こり
✓ トイレに何度もいく(頻尿)
✓ 夜間に何度もトイレで目が覚める(夜間頻尿)
✓ トイレまで間に合わずにもれてしまう(切迫性尿失禁)
Mechanism
過活動膀胱の原因
発症メカニズムは十分には解明されていませんが、脳・神経疾患による神経因性と、それ以外の非神経因性に大別されます。非神経因性としては前立腺肥大による下部尿路閉塞や加齢が一因とされています。日本排尿機能学会によると、40歳以上の日本人の有症状率は約12.4%と非常に高く、加齢とともにその頻度は増加するとされており、決して珍しい病気ではありません。
Diagnosis
過活動膀胱の診断
✓ 朝起きた時から寝るまでに、何回くらい尿をしましたか?
✓ 夜寝てから朝起きるまでに、何回くらい尿をするために起きましたか?
✓ 急に尿がしたくなり、我慢が難しいことがありましたか?
✓ 急に尿がしたくなり、我慢できずに尿をもらすことがありましたか?
上記の質問項目(過活動膀胱症状スコア(OABSS))による過活動膀胱の進行状況を参考に、医師が問診を行います。また、尿検査で尿路感染症や尿路結石など他の疾患が無いかを確認したり、超音波(エコー)検査で膀胱内に残っている尿量(残尿測定検査)を調べたり、尿流量測定検査(ウロフロメトリー検査)で排尿の勢い、量、時間を測定したりして、総合的に診断を行います。
Treatment
過活動膀胱の治療
行動療法
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膀胱訓練:尿を我慢してもらい、その間隔をあけて、排尿間隔を徐々に延ばしていくことで、膀胱の容量を大きくし、尿を溜めておけるようになります。
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骨盤底筋体操:骨盤底筋を鍛えて頻尿や尿もれを予防できることが分かっています。
薬物療法
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膀胱の過度な収縮を抑える抗コリン薬
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膀胱の弛緩を促進するβ3受容体刺激薬
生活習慣の見直し
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水分、カフェイン、アルコールなどの過剰な摂取を控えること
これらの方法を組み合わせることで、症状の改善を目指します。